1次リーグA組のオーストラリア−ウェールズは10日、トゥイッケナム競技場で行われ、オーストラリアが15−6でウェールズを下してA組首位通過を決めた。

3戦を終えて勝ち点13で並ぶ両チームは、既に1次リーグ突破を決めていたが、準々決勝でB組トップ通過の南アフリカとの対戦を回避するために、激しい試合展開を繰り広げた。

前半5分、ウェールズはダン・ビガーがPGを決めて先制すると、25分にはオーストラリアのバーナード・フォーリーもPGを決めて同点に。両チームともに、トライを与えまいと堅い守備で攻撃を抑えつつ、相手のミスを誘った。

オーストラリアが31分と37分に、ウェールズが34分にそれぞれPGを決め、オーストラリアが3点リードした40分、ウェールズが再びPGのチャンスを得たが、ビガーがこれを失敗。42分はオーストラリアのマット・ギタウが56㍍のPGを狙うも、ボールはわずかにポストから外れた。前半は両チームトライなしに終わり、オーストラリアが9−6とリードした。

後半は11分、オーストラリアはPGを決めて12−6としたが、17分にウィル・ゲニア、20分にディーン・マムがシンビン(一時退出)と、2人のプレーヤーを欠く窮地に立った。しかしオーストラリアは世界ランク2位の実力をみせ、数的劣勢でも冷静に守り続けて、相手に追加点を許さなかった。

オーストラリアは、シンビンの2人がピッチに戻った直後の33分に再びPGを決めて15−6と点差を広げた。ウェールズは37分、アレックス・カスバートが故意によるノックオンでシンビンとなり、さらなる反撃の機会を失った。

オーストラリアは38分にPGを外すも点差を守り、激戦を15−6で制した。両チームともに、前後半通してトライを決められず、PGのみで得点した。

世界ランク3位のウェールズは、この試合で敗れたことで、対オーストラリア戦で11連敗となった。

オーストラリアは18日、同じく10日にサモアを下してB組2位を確定させたスコットランドとの準々決勝に臨む。ウェールズは17日に行われる準々決勝でB組首位の南アフリカと対戦する。

提供:RNS hi/hh