1次リーグB組の日本は11日、最終戦で米国と対戦する。米国は7日の南アフリカ戦で0−64の大敗を喫するなど、今大会3戦全敗。注目を浴びるライバル日本をたたいて、大会を終えたいところだ。

スコットランドが10日、サモアに勝ってB組2位を確定させ、1次リーグ敗退が決まった日本だが、名将エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)によってもたらされた今回の大躍進は揺らぐことがない。大会2日目の南ア撃破は、ワールドカップ(W杯)史上最大の番狂わせ。どこのチームが優勝杯「ウェブ・エリス・カップ」を手にしようが、大会を際立たせるのに一役買ったことは間違いない。

南ア、サモアに続いて米国をも破ったら、日本の進化はW杯史上に刻まれる。そして、開催国として迎える2019年大会に向け、さらなるステップになる。

米国戦登録メンバー発表の後、ジョーンズHCは「3勝で準々決勝に進出できれば偉業だ、と選手たちには言っている。3勝して8強入りできなくても、1次リーグ3勝で敗退した唯一のチームになる。日本の新しいファンや選手に刺激を与える最高のチャンス」と話した。

日米は過去22回対戦し、米国13勝、日本8勝(引き分け1)となっている。直前の対戦は7月にカリフォルニア州サクラメントで行われたパシフィック・ネーションズカップ。23−18で米国が勝った。しかし、日本はそれから調子を上げており、今回リベンジを果たすつもりだ。

「エディージャパン」の快進撃に沸く日本では、3日のサモア戦でラグビーとしては記録的なテレビ視聴率となった。そういった現象は、2027年W杯の開催を目指す米国にとっても注目すべきところだ。

米国のマイク・トルキン監督は、今大会の日本について「南アフリカ戦での勝利は何より大きかった。エディー・ジョーンズの試合後のコメントによれば、それまでラグビーは日本ではニュースにならなかったという。きっと米国の状況に似ている」と話す。

そして、日本に勝つ意味を問われると「決まり文句に聞こえるが、どの試合も重要性は同じだ。全ての試合で勝つために準備をしてきた。このところ日本とはいい勝負をしてきたが、彼らは今大会で成功を収めているので、その彼らを相手にいい結果が残せれば、自分たちもこの大会の意味を見いだせる」と意気込んだ。

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