ここまで3戦全勝、同じ勝ち点14で2チームが並ぶ1次リーグD組。11日の首位通過が掛かる直接対決を前に、フランスはアイルランドの一番の武器がラインアウトだと確信している。

カーディフのミレニアム競技場での戦いに勝利すれば、C組をトップ通過するであろう前回覇者ニュージーランドとの準々決勝での対戦が避けられる。

今大会絶好調のアイルランドのイアン・ヘンダーソンは、16−9で勝利した4日のイタリア戦でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。セカンドローでコンビを組む35歳の主将ポール・オコネルも、おそらく最後になるであろうワールドカップ(W杯)で力強いプレーを見せている。

「僕らのプレースタイルで押すためには、(相手の)ラインアウトやほかのセットプレーを学び、逆に利用することが重要になる」とフランスのフランカー、ダミアン・シュリ。

WTBレミー・グロッソもこれに同意。「かなり蹴ってくるアイルランドを相手には、特に重要になる。何か目新しいことをしてくるわけではないが、同じ選手間で違ったバリエーションを見つけるために、フォワードがセットプレーをかなり練習してくる」

WTBが相手のフォワードの戦術に言及するということは、尊敬の裏返しでもある。ラインアウトに間違いなく関与するフッカーのバンジャマン・カイザーは、アイルランドのジョー・シュミット監督の能力の高さを疑わない。

現在、自身がプレーするクレルモン・オーベルニュで、シュミットは2010年にバックスコーチとしてクラブ史上唯一となるフランス・リーグ優勝に貢献。その後アイルランドのレンスターを2度の欧州タイトルに導き、アイルランド・ラグビー協会の目に留まって代表監督に就任すると、13年以降成果を出し続けている。

「ジョー・シュミットのアイルランドは、オープンなプレーと、コナー・マレーのキックやオコネルが入るラックが特に重要な(2人がプレーするドイツの)ミュンスターのプレーがうまくミックスされている」とカイザー。

「彼(シュミット)がとても正確で、(選手から)好評で、勤勉かつ、チームの中で大きな存在感を放つ人間だと誰もが知っている」

提供:RNS ji/jrl/mn/hh