南アフリカ戦での激しい戦いに敗れ、傷を負ったスコットランド代表だが、1次リーグ最終戦となる10日のサモア戦へ向け、”デジャビュ”(既視感)を感じているに違いない。

4大会連続で、準々決勝進出の可否が1次リーグ最後の試合に懸かる。

もし、2003年、07年、11年と同じような展開となったら、バーン・コッター監督、そしてファンにとって、10日はハラハラの午後になりそうだ。

11年ニュージーランド大会で、スコットランドは最終戦でイングランドに8点差で勝利すればベスト8入りが決まるところだった。ハーフタイムまでは順調に試合を進めていたが、後半に入るとあっという間に12−3のリードを失った。

イングランドのジョニー・ウィルキンソンに2つのPGを許すと、クリス・アシュトンがトライ。ゴールも決められ、終わってみれば12−16で逆転負け。初めて準々決勝進出を逃した。

07年フランス大会では、キッカーのクリス・パターソンが6つのPGを決め18−16でイタリアに勝利。イタリア代表が終盤でのPGを決めていたら、違う結果に終わっていた試合内容だった。この大会でスコットランドは準々決勝敗退。

03年オーストラリア大会では、試合終了2分前にトム・スミスのトライ、ゴールでフィジーに逆転。わずか2点差の22−20で勝利した。準々決勝では16−33でオーストラリアに敗れた。

歴史が繰り返されることになったら、ファンにとっては一喜一憂させられる試合になることだろう。

11年大会の経験を持つフランカーのアラスデア・ストロコシュは「進出できれば、どんな方法であろうと関係ない。1点差でも20点差でも、僕らにとっては生死を懸けた試合。勝つために全てを出し切る以外、何もない」と話した。

提供:RNS st/oh/tc/mr/yk/hh