ワールドカップ(W杯)1次リーグB組は3日、ミルトンキーンズで行われ、日本がサモアに26−5で快勝し、初の8強入りに望みをつないだ。

必 勝を期した日本は、過去25年のテストマッチ14戦で3勝しか挙げられなかったサモアを圧倒した。相手のミスや規律を欠いたプレーにも助けられたが、FWと バックスが一体となった鮮やかなラグビーを終始展開。準々決勝進出は今後の試合結果次第となったが、B組初戦の南アフリカ戦に続く勝利を収め、W 杯1大会で初の2勝を挙げた。

日本は開始直後から好調なラグビーを見せた。前半5分すぎには連続攻撃からFB五郎丸歩が左サイドに飛び込んだが、スローフォワードでトライは認められなかった。それでも直前の相手の反則から五郎丸がPGを決め、日本は3−0とリードした。

12分の五郎丸のPGは決まらなかったが、日本は相手にも助けられた。サモアはボールを保持してもハンドリングミスを連発。16分にはファイフィリ・レバベ、19分にもサカリア・タウラフォが危険なタックルと判定され、2選手がシンビン(一時退場)となった。

数 的に有利になった日本は好機を逃さなかった。20分を過ぎると、ゴールライン近くで執拗な連続攻撃。相手に重圧をかけ続けると、24分にはスクラムを押し 込み、認定トライ(ゴール)を奪った。日本の勢いは止まらなかった。34分に五郎丸のPGでリードを広げると、前半終了直前にも波状攻撃をかけた。最後 はWTB山田章仁が鮮やかな動きで相手タックルをかわして、ゴール右隅にトライ。五郎丸も難しい位置からのゴールを決め、日本は20−0で前半を折り返し た。

前半、陣地とボール支配率でサモアを圧倒した日本の攻勢は後半も変わらなかった。8分、19分には五郎丸のPGで26−0と リードを広げた。しかし、その後はサモアのポール・ペレスにトライを許した。4トライ以上に与えられるボーナス勝ち点も獲得できなかったが、南アフリカ戦 に続く勝利が決まると、選手は抱き合って白星を喜んだ。

試合終了時点で、日本は勝ち点8でB組の2位に浮上。サモアは同4で4位となった。日本は11日の1次リーグ最終戦で米国と対戦。サモアは10日にスコットランドと顔を合わせる。

提供:RNS fs/hh