統計的、そして歴史的に見れば、10月3日の南アフリカ戦でスコットランドが勝つ見込みは低い。

スコットランドは、スコットランド以外の地で南アを破ったことがない。アパルトヘイトによる不参加から、南アが1995年大会に復帰して以来、17回対戦しているが、2002年と12年にエディンバラで行われた2試合のみ勝利を収めた。

ただ、3日はスコットランドに近いニューカッスルのセントジェームズ・パークで行われるので、少しは安心材料になるだろう。

セントジェームズ・パークは1991年、99年、2007年のワールドカップ(W杯)でスコットランドが試合をしたエディンバラの競技場から南に120マイル(193キロ)で、スコットランド境界は、ニューカッスルから北に50マイル(80キロ)だ。

グロスターでの日本戦、リーズでの米国戦を経て、ニューカッスルに合宿地を移動して3日。スコットランド代表は、南ア戦とサモア戦を迎える、この地を第2の故郷のように心地よく感じている。

「われわれは週ごとにスコットランド境界に近づいている」とプロップのアラスデア・ディキンソンは指摘する。

「スコットランドからなるべく多くの人がここまで来て応援してくれることを願っている。過去2試合から推測すれば、きっと来てくれる」

セントジェームズ・パークは、プレミアリーグのニューカッスルの本拠で、5万2409人収容の会場だ。

ス コットランドが3日にセントジェームズ・パークに乗り込む。その盛り上がりは1969年5月にサッカーでニューカッスルがグラスゴーと同競技場で対戦したときに次ぐ ものになるだろう。その試合では、ニューカッスルが2点目を入れ2−0となった際、グラスゴーのファンがピッチに立ち入り、ボトルや缶を投げつけ、警察と もみ合うなどして、試合が17分中断する大混乱となった。

1927年には、ニューカッスルのスコットランド人のスター選手が同チームの勝利に貢献したが、彼は試合前、近くのパブで数杯飲むことで知られていた。

3日午後4時45分のキックオフ前に、スコットランド代表のバーン・コッター監督がそのような「ぜいたく」を選手に許すとは思えない。

提供:RNS st/ns/jh/hh