南アフリカ代表のジャン・デビリアス主将が27日、同国代表を引退すると発表した。26日のサモア戦で顎を骨折。ハイネケ・マイヤー監督が大会の残り試合の欠場を発表したばかりだった。

109キャップを誇り、3年前に南アの第54代主将となったデビリアスは「昨晩けがをしてフィールドを去った際、たったいま南ア代表の試合を戦い終えたと確信した。もう二度とこの体験を僕はできないだろうとね。13年間南アの代表として戦ってきた。さまざまことを経験し、素晴らしい仲間ができた。こんな風に終わってしまうとは想像もしていなかったよ」

けがと戦い続けた代表人生で、その多くがW杯に関係していた。03年大会の前年、02年に代表デビューしたものの膝をけが。チームが優勝した07年大会でも初戦のサモア戦で腕の筋肉を痛め戦線離脱。11年大会は初戦で肋骨を負傷してほとんどを棒に振っており、W杯では計160分しかプレーしていなかった。

1週間前に日本戦のショッキングな敗戦に続き、サモア戦の勝利の途中で代表のキャリアに幕を下ろすことになったが、デビリアスは「落ち着いている」と淡々と話した。

本当の大使

「(代表引退を)たくさんの友達に囲まれて、おそらく自分のラグビー人生で最もタフな週を乗り越え、白星を飾ってこうして迎える。悪くないと思う」

ハイネケ・メイヤー監督は「ジャンは南アフリカの本当の大使であり、国民の誰もが大いに誇りに思える人物だ」と称えた。「歴代スプリングボクスの最高の選手の1人として歴史に残るだろう。私の目から見てチームを一番に考え、どんな選手に対しても自分を変えずに接したラグビー史上最高のキャプテンの1人だ」

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