イングランドにとって悲惨な結果をもたらしかねないウェールズ戦での敗戦後、疲労、悔しさ、体の痛みを感じながらも、フッカーのトム・ヤングズは同国が決勝トーナメントに進出できると確信している。

イングランドは10月3日、トゥイッケナム競技場で全てが決まるオーストラリア戦を迎えるが、ヤングズは準々決勝進出を「確信している」と話した。

また、主将クリス・ロブショーを支持することも明確にしている。ロブショーはウェールズ戦の後半38分にペナルティーを与えられた際、同試合で一度も外していなかったオーウェン・ファレルで同点PGを狙わずに、ラインアウトから得点を狙ったことで多方面からの非難を受けた。彼の判断の結果、ウェールズが28−25の勝利を手にすることになったためである。

厳しい状況に追い込まれて落胆したチームに必要な明るい性格のヤングズは、大会からの早い退出という悪夢を防ぐために、チームはオーストラリア戦を待ち切れない様子だと話した。「(準々決勝に進出できると)確信している。なぜそう信じることができるかというと、ここ12、13週間で行ったハードワークとそれ以前にもやってきたことがあるからだ。われわれは結束力の強いチームだ。(大きな)挑戦だが、われわれはその挑戦を受け入れ、それを楽しみにしている」。ロブショーが同点PGではなくラインアウトを選んだ判断について、イングランドチームは誰も後悔していないと言い切った。「判断を支持する。勝ちを狙ったんだ」

判断が裏目に出たことでロブショーが重いプレッシャーを感じているかと聞かれると「僕たちからは感じていないよ」と当然のことのように答えた。「クリスにつくということではなく、チームメート一人一人について、みんなで正しい方向に進んでいるようにしていくことだ。僕たちは結束力を固め、戦術通りにできるようにする。明晰な気持ちで臨めるように、確認すべき事項は全てクリアしておきたい」

またヤングズはウェールズ戦の敗戦について、最終的にはロブショーの判断の瞬間だけで決まったわけではないと述べた。「10点リードしながらも(負けたことについて)何が悪かったのかを考えないといけない。こららの反則によって相手を勢いづけた。本当に恥ずかしい」

「イングランドはボール争奪戦の際、あまりにも軽率なミスをしてしまった。いつも正しくできるわけではないが、間違いを抑えないといけない。明日はこういったことを見直し、どこを上手くできるか考えないといけない」

「レフェリーの状況の読み方も理解しなければならず、それはいつも容易ではない。だからボール争奪戦の際にペナルティーが多く発生する。われわれはレフェリーの判断にもっと従い、良い反応を示すことができたかもしれない。これも見直さないといけない」

イングランドにとっては決勝のような扱いになるオーストラリア戦に向けては、今のところまだ十分に回復できていないという。「今日はただ疲れていて体も痛むし、起きたことについても悔しい気持ちだ。しかし来週末は大きな挑戦が待っているので、昨日起きたことは捨て去り、なるべく早く前に進まないといけない。明日の午後には、次に向かって動き出しているだろう。昨日の試合を見直せば、オーストラリア戦に向かっていける」

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