日本が強豪の南アフリカを破り、ワールドカップ(W杯)史上最大の番狂わせを演じたのは1週間前のこと。

その熱戦の翌日(20日)も、WTB山田章仁にとって人生で忘れない一日となった。その訳は、回復を図るため、チーム全員で海へ行った際、ウィーバーフィッシュ(刺毒魚の一種)に足を刺され、2試合目のスコットランド戦の欠場を余儀なくされたからだ。

W杯史上、最も珍しい?と言っても過言ではないけが。左足の薬指を刺され、4日間は靴も履けないほど腫れ上がる始末。

26日の練習後、現時点では「8割ぐらいで走れる」と説明した山田は、今でも驚きの“事故”を信じられない様子で、「めちゃくちゃ痛かった。最初は岩で足を切ったのか と思ったけど、どんどん痛みが強まってなんだろうと思ったら、地元の人にウィーバーフィッシュだよと言われた。俺だけ刺されたなん て…」と首を振り、「もう絶対に(海に)入らない」と笑って振り返った。

報道陣からは、南アフリカの巨漢選手ではなく、小魚によって登録外になった感想を質問される場面もあったが「サイズは関係ない」と笑顔。

「ようやくいい感じ。今はどこも痛くない。全試合に出て、最後までやりたかった。良い勝ちの後で出られなかったのは残念だった」と話した山田。日本代表の快進撃に貢献すべく、第3戦(10月3日・サモア戦)までに故障は完治するとみられているが、「みんな、厳しい中やってきた。ラグビーがさ らに人気になってほしい。勢いを落とさずにどんどんいきたい」と意気込んでいた。

提供:RNS sk/kd/yk/hh