ナミビア戦でマン・オブ・ザ・マッチの活躍を見せたネヘ・ミルナースカッダーが、ニュージーランドのWTBのポジション争いで先頭に立ったかもしれない。

バックスコーチのイアン・フォスターは、フィジー生まれの新星ワイサケ・ナホロが足の骨折から早い回復を見せ、10月2日のジョージア戦で復帰する見込みと明かした。11番と14番のジャージーをめぐる争いはヒートアップしている。

58−14で勝利したナミビア戦で昨年11月以来の2トライを挙げたトライマシーン、ジュリアン・サベアもまだベストとは言い難い。ボーデン・バレットをFBに移してベン・スミスを右ウイングに入れるなど、世界王者には、ほかのオプションも十分にある。

笑みを浮かべているのはミルナースカッダーだろう。スティーブ・ハンセン監督に簡単なトライを「台無しにした」と言われ、凡庸なパフォーマンスに終始したアルゼンチン戦(26−16)から立ち直ったからだ。

24日の五輪スタジアムで、ミルナースカッダーは敵陣を切り裂くようなプレーで2トライを挙げたほか、コーディー・テイラーのトライもお膳立て。ポジション争いの最前列に躍り出たかもしれない。

ナホロは故障した7月以降プレーしていないものの、「サッキー(ナホロの愛称)は練習で喝采を浴びていた。こういうチャンスをしっかり生かすことが大事だ」とミルナースカッダーは話す。

一方、ナホロにいきなり魔法のようなプレーを期待するのは禁物と話すのはフォスターコーチ。「少し時間が必要だし、ピッチに戻ったとしても我慢して使ってあげないといけない」

代表4試合で4トライのミルナースカッダーに関しては、その心配がない。「毎週前進している」とフォスターコーチ。「ウェンブリーでのアルゼンチン戦ではプレーの判断がしっかり修正し切れなかったが、ナミビア戦では与えられた役割をかなりうまくこなしていた」

37試合で32トライと驚異的な決定力を誇る左ウイングのサベアに関しては、11トライを決めた昨年の調子にはまだ達していないというのが大方の見方だ。

サベアを休ませるとしたら、誰が代わりに出るのかを問われたフォスターコーチは、「ワイサケ(ナホロ)は左でプレーできるし、ベン・スミスも同様。マラカイ(フェキトア)も少しウイングでプレーしたことがある」と答えた。

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