日本との初戦でまさかの逆転負けを喫した南アフリカ代表(スプリングボクス)は、ヘイネケ・マイヤー監督が「国中が期待している」と重みを語った第2戦でサモアと対戦する。26日のサモア戦を前に、マイヤー監督は先発メンバー8人を変更。なかでも、SOハンドレ・ポラードに大きな期待を掛けており、21歳の新鋭がさまざまな形で大きなインパクトを与えると見込んでいる。

23日、バーミンガムで行われた記者会見でマイヤー監督は以下のように述べた。「私はこれまで選手に対して率直に語り、正直に接してきた。普段はメディアにも話すことはなかったが、今回はハンドレに対してもはっきり言ったんだ。試合で戦うには23人が必要で、この試合の勝敗はハンドレにかかってくるだろうと」。


肝心な時

ポラードにとってはこのサモア戦が代表15試合目で、経験豊富とはいえない。しかし、2012年のIRBジュニア世界選手権でチームを優勝に導くなど、修羅場ではリーダーシップを発揮してきた。W杯はまた別次元の大会だが、マイヤー監督は今回、ポラードの持つ才能より戦術面により期待を掛けていると強調した。「攻撃面では彼が世界で10本の指に入る選手であることは誰もが認めるだろう。ハンドレには計り知れない才能があり、偉大な選手のひとりになるだろう」

マイヤー監督はW杯優勝経験もある33歳のベテランSHフーリー・デュプレアをポラードとともに起用し、新旧のコンビを組ませることでポラードの経験不足を補えると踏んでいる。「ポラードは最高のトライを決めて得点を稼ぐほか、これまでも信じられないプレーを見せてきた。ことに勝ち抜き戦になると、それだけではないものを発揮する。彼がフーリーとの攻撃でもたらすものは計り知れない」。

ここ大一番で

デュプレアは最近、他のスプリングボクスの大物選手と同様、故障により戦列を離れていたが、マイヤー監督はベテランの豊富な経験、そして、大一番で才能を発揮する力に期待を寄せている。「デュプレアは私が指導してきた選手の中でラグビーに最も専念している選手のひとりだ。彼がハンドレの面倒をみてくれるだろう」

提供:RNS jth/drh/co/hi/kf