エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は、23日のスコットランド戦後の記者会見で、中3日という試合日程を大敗の理由にしなかった。しかし、19日の南アフリカとの激闘から回復するにはわずか3日間の休養日では不足だったのは間違いないだろう。「それを言い訳にしないと言ってきたし、今回もするつもりはない」とジョーンズHC。「スコットランドの後半のプレーがあまりにも素晴らしかった。日本はコンディションがいいチーム。頑張ってよく走ったが、スコットランドに勝つには足りなかった」と振り返った。

日本の消耗ぶりは相手の中心選手、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたグレイグ・レイドロー主将に見抜かれていた。「彼らが疲れてきているのが感じ取れた。正直、ハーフタイムの時点で行けると思った。相手が失速してくれて、こちらはプレッシャーをかけることができたんだ」。レイドローはさらに「コッター監督がハーフタイムで、体調面で上回っているから慌てることはないアドバイスしてくれた」と明かして「ここまでフィジカル面で充実したスコットランド代表チームは久々で、それを大会前の試合でも今日の試合でも見せつけた」と手応えを話した。

ジョーンズHCはさらに、スコットランドが日本のミスにうまくつけ込んだことを指摘。「(計5トライのうち)少なくとも2トライは日本のミスやインターセプションからだった」と相手の巧者ぶりを評価した。そして「スコットランドはタックルもよく、日本が求める速くボールを動かす展開にさせてくれなかった」と敗因を分析した。

1勝1敗となった日本の次戦は中9日で対サモア。20日の初戦で米国に勝ったサモアは26日に南アとぶつかる。ジョーンズHCはサモアと南アが消耗戦となり、中6日のサモアが日本と対戦するときにはトップコンディションでないことを密かに期待している。「サモアに勝てば(日本が目標としている準々決勝進出の)チャンスが膨らむ。負ければチャンスはなくなる。サモア−南ア戦はUFC(世界最大の総合格闘技)のような戦いになればいい。パワフルな南アらしいプレーが見られれば面白くなる」

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