ラグビー・ワールドカップ(W杯)1次リーグB組の日本は23日、グロスターでスコットランドに10−45で大敗した。19日の初戦で南アフリカ相手に劇的な勝利を挙げた日本だが、2戦目となったこの日はミスが多く攻守に精彩を欠いた。後半開始直後までは接戦に持ち込んだものの、その後は5連続トライを許し、目標の準々決勝進出に近づくことができなかった。

過去のW杯2戦でスコットランドに2敗していた日本は序盤、ミスや自陣内での反則で相手に得点機を与えた。スコットランドは前半3分と同12分にSHクレイグ・レイドローがPGを決めた。6点をリードされた日本の反撃は早かった。同15分前、FB五郎丸歩の正確なキックで敵陣深く攻め込むと、自軍のラインアウトのボールを確保。南アフリカ戦でも攻撃の鍵になったモールで押し込み、最後はナンバー8のアマナキ・レレイ・マフィがトライ。五郎丸のゴールも決まって7−6と逆転した。

しかし、前半だけで8本ものペナルティーを許した日本。スコットランドはこの好機を逃さず、レイドローの2本のPGで7−12と再逆転した。日本は同23分に松島が反則で一時退場(シンビン)となったが、FW陣を中心にスコットランドを上回る突破力を見せる。たが、相手陣深く攻め込んでも細かいミスでトライに結びつけることができず、7−12で前半を終了した。

後半の日本は幸先の良いスタートを切り、6分に五郎丸のPGで10−12と追い上げた。しかし、反撃はそこまで。スコットランドは同8分、左サイドを突破し、最後はフランカー、ジョン・ハーディがトライ(ゴール)。その後もタックルが甘くなった日本守備網の隙を突き、マーク・ベネット(2本)、トミー・シーモア、フィン・ラッセルのトライで一気に突き放した。5トライを挙げたスコットランドは、ボーナス点(1)を加えて勝ち点5でB組首位に立った。

日本は2試合を消化し、勝ち点4で同組3位。10月3日にサモア、同11日に米国と対戦し、1次リーグの残り2試合で目標の準々決勝進出を目指す。

提供:RNS fs/kf