オーストラリアの待ち時間がようやく終わろうとしている。

劇的な序盤戦をテレビ観戦していたマイケル・チェイカ監督率いるチームが23日、フィジーを相手にようやくカーディフ・ミレニアムスタジアムに登場する。「この待ち時間は良くも悪くも解釈できる」とスティーブン・ラーカム・アシスタントコーチは言う。「私たちの場合はボーナスだったと思う。時差ぼけを解消し、こちらのコンディションを感じることができた。バースで練習していてスポットライトからは少し離れた場所にいた。それが本当によかった。ここ数日でかなり改善された点もある。時間を有効に使えた」

「ほかの何試合かも見るには見たが、本当のところはフィジー戦だけに集中していた」


13度目の正直

両チームの対戦は2010年以来。そのときはキャンベラでオーストラリアが49−10で勝ち、1961年に3−3で引き分けて以来の連勝を12に伸ばした。それともこれまでの対戦成績通り、ワラビーズが20試合で17度目となる勝利を収め、「死の組」突破に名乗りを上げるのだろうか。11年以来初めて南半球4カ国対抗を制したことで、少なくとも精神面でオーストラリアに問題はない。W杯を前に試合数は減ったものの、士気を上げる8月上旬のニュージーランド戦の勝利(29−17)を含め3戦して全てに勝利した。「チームとして一緒に戦ったのは初めてだったから、いい結果になってうれしかった」とラーカム。「まだ改善点があるのは分かっていたし、アメリカでの合宿と、ここでの10日間はとても有益だった」


一方、フィジーのジョン・マッキー監督にとって開幕戦でのパフォーマンスは、手応えを感じさせる内容だったようだ。「悪くない時間帯はあったし、もう少しキックが良ければ残り20分は違ったものになっていたかもしれない」

 

チェイカ監督はクオリティが高く経験にあふれたチームを選んだ。不動のFBイズラエル・フォラウを軸にアダム・アシュリークーパーとロブ・ホーンをWTBに据え、主将スティーブン・ムーアがマイケル・フーパーとデービッド・ポーコックというオープンサイドフランカー2人を含むチームをまとめる。


選手に自由を

フィジーのロック、テビタ・ザブンバティは、オーストラリアがイングランドよりいくらか自由にプレーすると考えている。「それは気にならない。それが僕らのプレーしたい形でもある。試合がオープンになれば楽しめるだろう」

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チェイカ監督は相手への尊敬、そして苦境を跳ね返した日本の初戦の話をするだろうが、最近の両チームの歴史を見ればワラビーズに恐れるものはほとんどない。ここ6試合の対戦でオーストラリアは302得点(平均50点以上)を挙げている。一方のフィジーは72点。そのうち28点は1985年の敗戦の際に挙げたものだ(28−52)。フィジーも見せ場は作るだろうが、オーストラリアは白星スタートを切れると踏んでいるはずだ。

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