開幕戦の対フィジー戦で35−11と危なげない勝利を挙げたものの、スクラムを支配できなかったイングランド。プロップのダン・コールは、A組で対戦する宿敵ウェールズとオーストラリアがイングランドのプレーを見てほくそ笑んでいるだろうと述べた。


イングランドは前半、自陣ゴールライン付近での大事なスクラムでボールを奪われ、そのミスからフィジーのWTBネマニ・ナドロにトライを許す結果となった。4トライを挙げてボーナスポイントも得たが、コールによると、試合後の選手控室には不満の声が広がっていたという。


「ボーナスポイントを得て試合を制したことはうれしかったが、理想的な展開ではなかった。試合では多くのチャンスを生かせなかった。次の2週間に向けてさらに改善していかねばならない」


「メンタル面でもより強くならなければならない。あのスクラムの時にスイッチが切れてしまっていた。こういった場面ではどのチームもリスクを冒さなければならないが、相手はリスクを覚悟でターンオーバーを狙ってきた。ウェールズとオーストラリアは、あれを見てニンマリと舌なめずりしているだろう。私たちは改善しなければならない」


「死の組」ともいわれるA組には、イングランド、ウェールズ、オーストラリア、フィジーとウルグアイが入っているが、ウェールズとオーストラリアは、前回の2011年大会で準決勝進出を果たした強豪である。イングランドの選手たちは、19日は家族やパートナーのもとへ戻ることが許可されており、20日午後にサリー州の合宿地に戻ることになっている。チーム内でも経験豊富な選手のひとりであるコールは、26日に再びトゥイッケナム競技場で行われるウェールズ戦に向け、21日からのトレーニングで多くの課題に取り組む必要性があると述べた。


「ボールを保持しながら多くのミスを重ねたし、少しチームが緩んでいた面もあった。ノックオンも多く、それが勢いをつぶした形となった。思い通りに試合を支配することができず、強さを最大限に生かす流れを作れなかったことにいら立ちを覚えた。こういった好機を相手に与えていけないということは分かっている。ウェールズやオーストラリアを相手に、フィジー戦のように多くのチャンスが出てくる保証はない」

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