日本が南アフリカを下したことにより、決勝トーナメント進出を目指すスコットランドにとって、23日の日本戦の重要度が増した。チーム最多キャップ数97を誇るWTBショーン・ラモントは、その一戦に向けて若手メンバーを落ち着かせる役割を担う。


スコットランドの選手たちはここ数日、集中力を高め、気持ちをポジティブにしようと努めている。その中でも、ラモントの落ち着いた雰囲気は際立っており、才能とガッツ以上のものをチームにもたらす。たとえ先発出場しなくても、34歳のベテランが醸し出す前向きな姿勢は周りの選手たちに好影響だ。

今回、ワールドカップ(W杯)メンバーに入ったことに驚いた、というラモントだが、自身3度目の大舞台を楽しんでいる。「(W杯は)究極の舞台で最高だ。ここに来たくて仕方がなかった。スコットランドのために戦えるチャンスを、もう一度もらえるなんて」と話した。

過去のW杯では残念な結果に終わり、今年の欧州6カ国対抗では5連敗したスコットランド代表は、1試合1試合に集中することに専念している。
「何ごとについても前向きに捉えるようにしなければいけないが、(6カ国対抗での)全敗という結果は辛かった。どのレベルでもあのような結果は嫌だが、特に代表としては本当に望まないものだった。あの経験は二度としたくない。ただネガティブな感情から離れないといけない。まず気持ちを切り替える。そうすることによってチームもよくなる」

「易しい試合はない。前回のW杯、われわれは無頓着だった。もう、このような間違いを犯さない。日本に対しても、他のどのチームに対しても。アクセルから足を離さない。少ないペナルティー、少ないターンオーバーなど全ての項目をクリアしないといけない。過去、われわれはトップ3にいたこともある。再び世界の覇者になる可能性はあるが、その前にやることはたくさんある」
ラモントは代表を引退する予定はなく、マット・スコット、スチュアート・ホッグ、ジョニー・グレイなど若手と一緒に練習することにより、得られることがあると話す。

「自分を若く保つことができるし、彼らとプレーすることは大好きだ。彼らと一緒にいることで、自分はまだ若いと思い込むことができる。ジョニー・グレイと自分とは13歳の差がある。朝から晩まで一緒に練習し、成長ぶりを見ることができる。自分の経験を伝え、彼らのために自分ができることは何でもやりたい」

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