【ロンドン9月17日】18日にフィジーとのW杯開幕戦を控える開催国イングランド代表は、2012年のロンドン五輪で歴史的な成功を後押しした母国サポーターを、今大会でも味方につけていると感じている。


トウイッケナム競技場での初戦を前にした17日の練習後、イングランド代表のグラハム・ラウンツリーFWコーチは「みんなの興奮を感じている。歩いていても分かるし、たくさんのメッセージを受け取っている」と話した。「五輪のときを思い出す。応援がふつふつと湧いてきて(最終的には)全国民が味方に付いたと感じた。今回もサポートが日に日に増していることを示すことができると思う」


試合当日には8万人を超える大観衆で埋まるであろうトウイッケナム競技場は、W杯の公式バナーや参加国・地域の旗が掲げられ、大会に向けた模様替えを済ませた。観客は競技場脇にそそり立つ、ラインアウトでボールを奪い合う巨大な銅像に迎えられる。


大きな注目を浴びる開会式直後の開幕戦で戦うイングランドとフィジーは、ともに冷静さを失わないようにすることが大事。「ここ数週間でわれわれは準備を整えている。選手はかつてないぐらい調子がいいし、人生で最もわくわくするときだろう。私も興奮している」。元イングランド代表プロップの同コーチは、開幕戦前最後の記者会見で手応えを話した。「各選手が自分の過去最高レベルを超えているし、開幕戦ではベストの状態で戦える」


一方のフィジーは7人制ラグビ−の強豪として知られる。イングランド戦ではWTBネマニ・ナドロやFBメトゥイセラ・タレンブラらがピッチ上で快速ぶりを披露するはずだ。フランカーで主将のアカプシ・ゲラはイングランドに対して「(自分たちは互いに)チームメイトのために命を落とすつもりだ」と覚悟のほどを述べている。


欧州のチームでプレーする選手もいるフィジーのFW陣は、W杯までの成長に手ごたえを感じ、イングランドに対しても十分戦えると信じている。「フィジー独特の本能的に向かっていく以前の、セットプレーのような小さな事をしっかりやる必要がある」と語ったのはフランカーのドミニコ・ワンガニブロトゥ。「FWがうまく機能すれば、バックスもうまく働くことができるはずだ」


イングランドのロック、ジェフ・パーリングは、対戦相手について「チームとして機能するようになり、数年前より大きく成長している。チーム内でも、フィジーのナンバー8レオネ・ナカラワがすごい選手だと話しているんだ。プレミアでプレーしている選手もいるし、フィジーは脅威だ」と警戒を強めている。


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