オーストラリア代表(ワラビーズ)のマット・ギタウとドルー・ミッチェルはフランスリーグのトゥーロンに所属。2人は、同クラブでイングランド代表の2003年ワールドカップ(W杯)大会優勝の立役者、ジョニー・ウィルキンソンとプレーした経験があり、ウィルキンソンに彼の偉業について尋ね、教えを受けた。
 
ギタウとミッチェルは、オーストラリア・ラグビー協会(ARU)が長年貫いてきた「海外拠点の選手を代表に招集しない」という規定を理由に、ことしになるまでチームから遠ざかっていたが、ARUが規定緩和に乗り出したことで復帰の運びとなった。
 
2人は16日、バスにある代表チームのホテルで、03年大会でのイングランド優勝について、ウィルキンソンから聞いた貴重な体験談を披露した。
 
96キャップを誇るギタウは「僕らはトゥーロン時代にジョニーとともに過ごしたとあり、彼のことはある程度知っている。彼は、人生最高の出来事の一つだとか、名声や注目といったものが付きまとう中でやらねばならない最も難しいことの一つだったとか、あの勝利について包み隠すことはなかった。僕らは、あの勝利の良い面も悪い面も彼に聞くことができた」と語り、「彼はイングランド、そして世界中で尊敬されている。彼とともにプレーし、試合へのアプローチに対するアイデアを彼から聞くことで、我々も個人的に得るものがあったと思う」と付け加えた。
 
イングランド魂


ウィルキンソンはイングランドの「流儀」に関する情報も2人に明かしたのだろうか? ミッチェルは「もちろん、彼は『イングランド魂』に関することは、我々に話してきたよ」と冗談交じりに切り出すも、「トゥーロンでは長い間一緒にやってきたけど、詳細に触れることは一切なかった」と語った。
 
ARUの規定により、ギタウとミッチェルの代表としてのキャリアは、ARUが7月に発表した代表候補40人に選ばれるまで、3年以上の間封印されていた。
 
ギタウは「大きな問題ではあったが、今となっては過ぎたこと。我々は代表に復帰し、W杯という大舞台で国を代表する機会を与えられたことに感謝している」と語った。また、「我々はW杯の出場経験があるが、同じようにして99年大会の優勝メンバーから電話を受け、話をした」と述べ、ウィルキンソンのみならず、自国の先輩プレーヤーからも助言を受けという。
 
ギタウの言う先輩プレーヤーには、99年大会優勝時のメンバーで、現在はオーストラリアのアシスタントコーチを務めるネイサン・グレイも含まれる。2人の回想について尋ねられたグレイは、「ワラビーズとしてプレーするなら、ベストでありたいと思うはず。彼らは復帰できたことにワクワクしているし、みんなにとっても素晴らしいことだ」と答えた。
 
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