日本代表にとって、フィジカル面で圧倒的な南アフリカとの対戦はたじろがせるもの。しかし、両チームにとって初戦となる9月19日の試合では、南アに恐怖を抱かせたいと意気込んでいる。


チーム内で最多キャップ数を誇る大野均(37)は13日、「楽しんだ方が自分たちのテンションも上がるし、その良いテンションで南アフリカに挑んで、最後の最後まで相手が恐怖を感じるぐらいの低いタックルとリロードで追い詰めたい」と抱負を述べた。「それができれば、最後はイングランドのファンは必ずジャパンに声援を送ってくれると思う。その声援を後押しにして最後まで追い詰めたい」


3大会連続ワールドカップ(W杯)出場となる大野は、24年に及ぶ勝ち星なしの状態に歯止めをかけようと意気盛んだ。前回ニュージーランド大会では、日本はジョン・カーワンの指揮の下、2勝を目指したが1分3敗と成果を出せずに大会から姿を消した。


自身が戦った過去2大会では、無駄なプレッシャーを自分たちに掛けすぎていたという。しかし、今大会では、ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は同じ間違いを犯さないように、ベスト8進出以上の高すぎる目標は立てていない。5カ月間の合宿で準備は十分整ったと自信をみせる大野は、初戦では全力を出し切り、その後の戦いについては一切考えないと話した。


「最初のフランス戦で途中まで良い試合をできたが、結局負けた。次のオールブラックス戦も大敗して、その次のトンガ戦を勝たないと2勝の目標を達成できない状況になった。立てた目標がプレッシャーになって、トンガ戦のファーストプレーでさんざん練習してきたプレーをミスして、そこでみんな浮き足立った。2勝を意識しすぎた」と大野は振り返る。


「今回はベスト8を目標にしているが、先を見るのではなく目の前の試合1個1個勝って、最終的にベスト8に行けたら良いような話を(チーム内で)話した」という。

提供: RNS sk/yk/hi/hh