ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会のテレビ審判員は「ホークアイ」により、主要なラグビー大会で初めてテクノロジーの助けを得ることになる。
テニスやクリケットのファンは際どい判断を下してくれるボール追尾システムに慣れてきたかもしれないが、今回のW杯でラグビーファンもその仲間に加わるかもしれない。
テレビ審判員は、当初見逃していた反則を再確認することができる。会場やチームのドクターも、選手が脳振とうなど頭部にけがを受けていないか、メディカルルームから気付くことができる。
「ホークアイはあらゆる角度から試合を映し、判定が必要なシーンではテレビ審判員に、そしてこれは我々がより重要視している点だが、メディカルスタッフに向けてそのシーンをリプレーすることができる」と今大会のトーナメント・ディレクター、アラン・ジルピンは話す。
「ブレークダウン後に起き上がるのが遅い選手がいればいち早く見つけ出し、フィールドから外に出すべきなのか判断する。頭部へのけがを判断する際は、例えばなぜその選手が試合に戻れないのか示す根拠にもなる」
8月にサモア代表とバーバリアンズ(英国発祥で各国からの招待選手で編成されるクラブチーム)が対戦した際、早速その効果が発揮された。サモアのケーン・トンプソンは相手選手を殴っていたことが見つかりレッドカードを受けたほか、ホークアイは診断が必要かもしれない選手の頭部へのけがを2度見つけた。
ホークアイ常務取締役のスティーブ・カーターは、トライがコーナーで決まったかどうか判断する時にも活用できると話す。
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