男子決勝で、強打を武器に獅子奮迅の活躍を見せた山形中央のエースで主将の渡辺佑哉には、この大会に懸ける特別な思いがあった。県高校総体は大会中に左足首を捻挫して欠場し「チームに迷惑をかけた」。夏に優勝を勝ち取ってくれたメンバーのために、この日は高い打点のスパイクで得点を量産し、自らチームを全国に導いた。

 「受け身になったら自分のプレーができなくなる。多少のミスは覚悟して攻めた」と言うように、序盤から気合十分でコートを駆けた。クイックと時間差を織り交ぜた中央からのチームプレーが機能。優勝に王手を懸けた第3セットも攻め手は緩めず、渡辺はセッター鈴木浩大に何度も手拍子で合図を送...    
[記事全文]