プロ入りを心待ちにした速球派右腕に安堵(あんど)の瞬間が訪れた。北海道日本ハムに5位指名を受けた日本文理大4年の田中豊樹投手(佐賀商高出身)。夢舞台への挑戦権を手にし「ようやくスタートラインに立てた」と緊張していた頬を緩ませた。

 同大の食堂でチームメートら約150人とテレビ中継に見入った田中投手。午後7時過ぎに画面に名前が表示され、周囲から大きな拍手が起きると「順位に関係なく、指名してもらえてうれしかった」と喜んだ。

 プロは野球を始めたころからの夢。高校卒業時にも考えた。しかし3年夏は1回戦で敗退。「このままの力で行ってもだめ。大学で成長して行く」と...    
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