今季限りで浦和を退団する意向を自身のフェイスブック(FB)で表明した元日本代表のMF鈴木啓太(34)が21日、大原サッカー場で報道陣の取材に応じ、「トップコンディションでできなければチームのためにならない。(自分は)レッズの選手として戦うレベルにない。フィジカル的な問題が、決断した大きな要因」と、昨季終盤に公表した不整脈の影響があって自ら身を引く決意を固めたことを明かした。  他チームからのオファーは認めたものの、来季の現役続行か引退かについては明言せず、「今、集中しなければいけないのは今季が終わるまでこのチームでしっかりと戦うこと。その後に考えても十分時間はある」と今季終了後に最終的な判断を下す意思を示した。  クラブは本人が引退を決めた場合はスタッフ入りの打診を検討している。  決意した時期に関しては「今季に入る前からことしで最後かなという思いでやってきた」と最初から覚悟していた様子。  今季はチームドクターとも話し合いながら調整してきたが、「特に誰かに言われたわけではない。グラウンドに立って『少し違うな』というのが日々積み重なっていく中で本当にそうしないといけないと思った」と自らの体調の変化を感じて決めたことを打ち明けた。  クラブの了承を得てFBで発表したことについては「自分で決断したことを自分の口からお世話になったサポーターに伝えたかった」と話した。  鈴木は2000年に静岡・東海大翔洋高から入団し、中心選手として06年のリーグ初優勝、07年のアジア・チャンピオンズリーグ獲得などに大きく貢献。昨季までJ1の375試合などクラブ通算500試合に出場したが、今季はここまでリーグ戦4試合の途中出場を含む公式戦10試合の出場にとどまっていた。