プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が22日午後5時から東京都内のホテルで開かれる。東北楽天は地元の仙台育英高、平沢大河内野手、西武は富士大の多和田真三郎投手の指名を明言。県岐阜商高の本格派右腕、高橋純平投手は複数球団の1位指名が確実視され、夏の甲子園大会を制した神奈川・東海大相模高の小笠原慎之介投手、東京六大学リーグの通算安打記録を更新した明大の高山俊外野手にも注目が集まる。 ◎バッテリーも重要なポイント  東北楽天の最大の補強ポイントは二遊間とバッテリーだ。21日に都内であったスカウト会議で、内野手の平沢(仙台育英高)を1位指名する方針を確認した。  今季は正遊撃手候補だった6年目の西田が故障や不調で伸び悩み、4年目の三好も成長途上。二遊間を固めた藤田、後藤は30代半ばとなり、後継者育成が課題として浮上した。  平沢は走攻守がそろった遊撃手で、準優勝した今夏の甲子園大会で3本塁打を放った。U-18(18歳以下)ワールドカップでは木製バットにも順応し、日本代表の準優勝に貢献。編成トップの星野球団副会長が高く評価し、今月上旬に1位指名を公言した。  他球団と競合した場合の外れ1位候補には、右腕の多和田(富士大)や左腕の今永(駒大)ら即戦力投手をリストアップしている。  投手ではこのほか、最速151キロの佐藤優(東北福祉大)、鋭いフォークボールが武器の佐藤世(仙台育英高)らが候補に挙がる。  捕手も重要な補強ポイント。今季は嶋、伊志嶺の負傷離脱が一時重なり、深刻な捕手不足に陥った。過去5年のドラフトで獲得した捕手3人のうち、岡島、内田の2人を内外野に配置転換したが、昨年は捕手を指名しておらず、選手層に厚みを持たせたいところだ。  全体の指名人数は昨年並みの7、8人に上る見込み。このうち野手は3人程度を想定している。  スカウト会議には星野副会長、梨田監督らが出席した。