第95回全国高校ラグビー大会宮城県予選は21日、利府町の県サッカー場で準決勝があり、仙台育英と石巻工が決勝進出を決めた。  仙台育英は攻守にわたって仙台を圧倒し、112-0で完勝。石巻工は前半に4トライなどで24点を挙げて主導権を握り、気仙沼向洋を39-10で破った。  決勝は24日午前11時から、仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台で行われる。  ▽準決勝 仙台育英 112-0 仙 台 石巻工  39-10 気仙沼向洋 <石巻工、隙逃さぬ攻撃>  石巻工の木田監督は「守りからトライにつなげられた」と、24得点した前半の試合運びに納得の表情を浮かべた。  前半7分に清田が先制のトライを奪うと、隙を逃さない攻撃がさえた。11分には自陣内で相手がノックオンしたボールをつないで神橋が独走するなど、計4トライと畳み掛けた。  決勝では、昨年も対戦して敗れた仙台育英に挑む。「奇跡を起こす下準備はしてきた」と木田監督。この日12得点の武田は「楽しんで良い試合をし、有終の美を飾りたい」と意気込んだ。 <仙台、流れ変えられず>  仙台が17トライを喫して大敗した。伊藤監督は「パワー、技術など全てで相手が上だった」と力の差を認めた。  開始早々に素早い展開に付いていけず2連続トライを許すと、モールで押し込まれる場面も目立ち、流れを変えられなかった。宮舘主将は「もっとチームを鼓舞するタックルを見せたかった」と悔しがった。  全国大会出場の目標には届かなかったが、初の4強入り。伊藤監督は「格上相手に臆さず戦った。よく成長した」と選手たちをねぎらった。