Q アイススレッジホッケーはどんな競技。

 A アイススレッジホッケーは、切断や脊髄損傷など下肢に障害がある選手が座位で行うアイスホッケーだ。1チーム15人で構成し、リンクの上ではゴールキーパーを含めた6人がプレーする。試合は1ピリオド15分で3ピリオド行われ、選手は随時交代する。アイスホッケーと同様に厳しいボディーチェックがあるため、「氷上の格闘技」と呼ばれており、パワフルなプレーが魅力だ。

 Q 用具の特徴は。

 A 選手はスケートの刃を2枚つけた「スレッジ」と呼ばれるそりに乗り、ゴールキーパー以外の選手は両手にスティックを1本ずつ持つ。スティック先端の「ブレード」にパックを当ててパスやシュートを放つ。前に進む時はブレード部分を握りながら、反対側の鋭い爪が付いた「ピック」で氷をかく。

 Q どんなプレーが反則か。

 A 相手をつかんだり、スティックでたたいたりした時はペナルティーとなり、ペナルティーベンチで一定時間待機させられる。

 Q 車いすカーリングはどんな競技。

 A 助走せずに車いすを静止させたままでストーンを投球し、氷をこするスウィーピングも行わないのが特徴だ。1チーム男女混合4人で構成し、8エンドの総得点で勝敗を争う。投球する際は、ストーンの取っ手をつかむ棒状の専門補助具「キュー」も使用できる。

 Q 日本チームの動向は。

 A 今回のソチ大会は、アイススレッジホッケーも車いすカーリングも、日本チームは出場しない。アイススレッジホッケーは2010年バンクーバー大会で初めて銀メダルを獲得したが、その後は有力選手が相次いで離脱。12年世界選手権で7位に終わり、初めて2部相当に降格した。昨年10月のパラリンピック最終予選は道内関係の3選手を擁したチームで臨んだが敗退し、1998年長野大会からの5大会連続出場を逃した。車いすカーリングもバンクーバー大会に続く2大会連続出場はならなかった。どちらの競技も日本チームの立て直しが必要だ。