ソチ五輪ボブスレー男子4人乗り代表で鶴ケ島市出身の佐藤真太郎選手(33)=大東大教=の応援イベントが23日、同市市民活動推進センターで行われ、両親や友人ら約150人がパブリック・ビューイング(PV)で試合を見守った。

 結果は26位だったが、会場からは「最高の舞台に立てて満足しているのではないか」と、ねぎらいの言葉が寄せられた。

 インターネットの中継がプロジェクターで映し出された会場で、父民雄さん(67)と母恵子さん(66)は最前列でそろって観戦。

 23日未明(日本時間)に行われた1、2回戦のレースを見て「ドキドキだった。こんな緊張感は今までない」。民雄さんは笑顔を見せながらも緊張した面持ちで話した。

 「(佐藤選手の)たゆまぬ努力を二十数年見続けてきた。大勢の支えに感謝している」と民雄さん。2人は小旗を振りながら、夢舞台に立つ息子の姿を真っすぐ見詰めていた。

 東京都昭島市から応援に訪れた伯母の竹下昌子さん(71)は、1月の北米杯第8戦優勝時に佐藤選手がお土産で買ってきてくれたというスカーフを巻いて応援。「縁起の良いものだから」と笑顔を見せた。

 竹下さんは佐藤選手が幼いころから、運動会や陸上の大会に足を運び、活躍を見守ってきた。「真ちゃんは小さいころから足が速くて。精神力も強い」と竹下さん。「口にはあまり出さなかったが、五輪への思いは強かったと思う」と祈るように画面を見詰めていた。

 毛呂山町の会社員白木耕一朗さん(33)は小学校、中学校の同級生と共に応援した。「昔からスポーツ万能だった。(五輪に)あいつが出なかったら誰が出るんだというくらい」と話した。

 試合前日は白木さんの誕生日で、佐藤選手からお祝いのメールが届いたという。他の同級生の元にも佐藤選手から本番への意気込みがつづられたメッセージが届いていた。