ソチ冬季五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子団体で銅メダルに輝いた飯山市出身の竹内択選手(26)=北野建設、長野市=が20日夜、JR長野新幹線で長野市に帰郷した。長野駅には父亨さん(51)と母昌子さん(51)ら家族や友人計10人が出迎え、健闘をたたえた。

 午後9時半すぎ、竹内選手がホームに降り立つと、「銅メダルおめでとう!」と書いた横断幕を広げて出迎えた亨さんらは歓声を上げた。竹内選手は両親らの顔を見てほっとした様子。真っ先に昌子さんの前に歩み寄ると、銅メダルを首に掛けた。昌子さんは「重いね」とひと言。涙を浮かべて喜んだ。

 競技終了後、難病の「アレルギー性肉芽腫性血管炎(チャーグ・ストラウス症候群)」にかかっている可能性が高いと診断されていたことを公表した竹内選手。21日に病院で血液検査をした後、23日にはワールドカップ(W杯)出場のため、欧州遠征に向かう予定。取材に「一戦一戦を大切にして、子どもたちに夢や希望や感動を与えたい」と真っすぐ前を向いた。

 亨さんは「もっと良い成績が取れるよう、戦い続けてほしい」。昌子さんは「病気を乗り越えて活躍してほしい」と話していた。