ソチ五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子代表が20日、成田空港に帰国し、団体ラージヒルで銅メダルを獲得した葛西紀明(土屋ホーム)、伊東大貴(雪印メグミルク)、竹内択(北野建設)、清水礼留飛(れるひ=雪印メグミルク)の4選手が約300人のファンの拍手や「おめでとう」という祝福に出迎えられた。

 個人ラージヒルでも銀メダルに輝いた41歳の葛西は「今まで悔しい思いをしてきて、こういうのを味わいたいとずっと思っていた。予想以上に多くの人が集まってくれて、その中をメダルを二つもかけて堂々と歩いてこられた。すごく気持ちが良かった」と晴れやかな表情で話した。

 自身7度目の五輪を振り返った葛西は「自分も感動したし、応援してくれた人にも感動してもらえる試合を見せられたと思う」と満足そう。詰め掛けたファンに首にかけたメダルを触ってもらい、喜びを分かち合った。

 また、その活躍ぶりから「レジェンド(伝説)」と称される感想を問われると、「41歳で2個もメダルを取れたことは、レジェンドという言葉に匹敵するんじゃないかと思う」と胸を張る。「『カミカゼ』を卒業して、レジェンドになっていいかな」と逆質問し、伊東らが「いいです」と声をそろえる一幕もあった。

 左ひざを痛めながらの出場となった28歳の伊東は「同部屋の葛西さんに励まされた。応援してくれた方々の気持ちが詰まったメダル」と感慨深げ。