【ソチ=安住健郎】東日本大震災で被災した宮城、福島など5県の中学生アスリート14人が、冬季五輪開催中のソチに派遣され、18日はアイスホッケー女子の試合に声援を送った。

 17日に到着し、最初に観戦したスキー・ジャンプ男子団体では、日本の銅メダル獲得の瞬間に立ち会った。スピードスケートをしている仙台市大沢中2年の佐々木那奈子さん(14)は「選手がきらきら輝いて見えた。感動しました」と振り返った。18日は選手村も見学した。

 19日には現地の中学生と交流会を開くほか、フィギュアスケート女子ショートプログラムを観戦する。宮城県富谷町東向陽台中3年の高辻真優さん(15)はフィギュアの選手。「世界の超一流の選手からスケーティングの技術を見て学び、今後に生かせるようにしたい」と意気込んだ。

 派遣は日本オリンピック委員会の被災地支援事業の一環。中学生選手に国際大会を身近に体験してもらおうと行われている。