カーリング1次リーグの女子で、北海道銀行の日本は延長の末にバンクーバー冬季五輪4位のスイスを9-7で破り、連敗を3で止めて3勝目(4敗)。残り2試合に準決勝進出への望みをつないだ。

 苫米地、中国戦へ気合

 【ソチで運動部・遠藤享】日本が準決勝進出の望みを何とかつないだ。2勝4敗の崖っぷちで迎えたスイス戦に延長の末9-7で勝利。最終10エンドに同点に追いつかれるまさかの展開に、2戦連続出場したリードの苫米地美智子=二戸市出身=は「まず勝ててよかった」と胸をなで下ろした。

 世界ランキング2位のカナダ相手に接戦を演じた第6戦から、セカンド小野寺に代えて吉田を起用するオーダーで臨んだ日本。大黒柱のスキップ小笠原が精彩を欠いた場面もあったが、この日は相手に重圧をかける試合運びができた。

 先攻の第1、4、5エンドで相手のミスを突いて最少得点を「取らせる」展開に持ち込み、結果第4エンドは1点、第5エンドは2点のスチールに成功した。第7エンドは小笠原が起死回生のスーパーショット。相手ストーン三つをかいくぐるテークアウトで2得点するなど、傾きかけた流れを引き戻した。

 終盤にもつれた熱戦を制し、これで3、4位争いは複数チームが5勝のラインでひしめく混戦になった。日本は残りの2戦を勝つことが準決勝進出への最低条件。苫米地は「勝敗を気にしつつも、いい試合を心がける。次は(世界最終予選で)負けている中国なのでベストを尽くす」と気合をみなぎらせた。