【ソチ】ソチ冬季五輪でスピードスケートの熱戦が続くアドレルアリーナに、リンクの外から日本選手団を支える本県出身のスタッフがいる。秋田市出身で科学情報スタッフの湯田淳さん(41)=東京住。選手の滑りを撮影して動作を解析し、コーチにフォームなどの情報を提供している。13日現在、日本スピードスケート陣はメダルに届いていないが、「まだ種目が残っている。気持ちを切り替え、与えられた仕事をこなす」と前向きに話した。

 湯田さんは日本女子体育大学運動科学科の准教授で、スポーツバイオメカニクスが専門。日本スケート連盟の理事を務め、科学委員長も担う。冬季五輪では、筑波大大学院時代の2002年ソルトレーク大会でトレーニングドクターを務めて以来、4大会続けて日本チームをサポートしている。

 自身がスピードスケートで五輪を目指した当時から「どうしたら、速く滑ることができるか」を追求してきた。秋田高3年時にインターハイの1500メートルで3位。筑波大、日本シャクリーで競技に打ち込み、1998年長野五輪の代表を逸したのを機に翌年引退、研究の道に入った。