ソチ冬季五輪第6日の12日、スキーの男子ノルディック複合ノーマルヒルに、永井秀昭選手(30)=岐阜日野自動車=が登場。安八郡安八町牧の同社では、30歳で初の夢舞台に挑む同僚の背中を後押ししようと、社員約30人が熱い声援を送った。

 同社では、仕事を終えた社員が続々と会議室に集まり、中継を映し出す巨大スクリーンの前で日の丸の小旗を振るなどして応援した。前半ジャンプで26番目に登場した永井選手は、K点(95メートル)越えの97メートルの大きな飛躍。無事に着地を決めると、固唾(かたず)を飲んで見守っていた社員から大歓声が湧き起こった。

 管理部管理課長の田島博行さん(44)は「夢をかなえて五輪で戦う姿を見ることができて本当にうれしい」と感無量の様子。

 14位でスタートした後半距離。国際映像が永井選手の姿をとらえるたび、「永井コール」の大声援。ゴールの瞬間は温かい拍手で健闘をたたえた。部品・整備部技術課副主任の名和大介さん(29)は「同じ会社の一員として誇りに思う」と興奮気味に語り、総務部次長でスキークラブ事務局長を務める後藤徹さん(48)は「後半少しバテたみたいだったが、よく頑張った。ジャンプが好調だし、個人ラージヒルと団体が残っている。ぜひメダルを見せてほしい」と次戦での活躍に期待を込めた。