ソチ・パラリンピックのクロスカントリースキーに出場する飛騨神岡高スキー部の三年岩本啓吾君(18)=飛騨市神岡町=が十二日、県庁を訪問し「ドベ(最下位)にならないよう、自分の力を出し切りたい」と古田肇知事に意気込みを語った。

 古田知事は、ソチ五輪のスノーボードで銀メダルを獲得した十五歳の平野歩夢選手を引き合いに「十代が活躍している。岩本君も続いて金メダルを」と期待を込めた。

 岩本君は、県内在住者で初の冬季パラリンピック日本代表。脳性まひで生まれつき手足の力が弱いが、高校から始めた障害者スポーツで世界に挑む。ソチでは三月十二日のスプリント種目と十六日のフリー種目に登場する予定。

 この日は飛騨市役所でも壮行会があり、花束を受け取った岩本君は「応援お願いします」と晴れやかな表情。井上久則市長は「最高のコンディションで臨んでほしい」と激励した。

 (大島康介、島将之)