女子1次リーグで、北海道銀行の日本は韓国に終盤に突き放されて7-12で敗れ、初戦を落とした。もう1試合はデンマーク戦。3連覇を狙うスウェーデンは前回銀メダルのカナダに3-9で敗れ、1勝1敗となった。カナダは2連勝。ロシアは米国を下し、スイスとともに2戦全勝とした。

 男子ではスウェーデンがカナダを7-6で破り、3勝目を挙げた。3連覇を狙うカナダは2敗目を喫した。ノルウェーと中国は2連勝。

 10日の男子でカナダはスイスに惜敗し、スウェーデンは英国を下した。

◆小野寺欠き韓国に力負け

 勝敗に直結するショットが第6エンドに訪れた。ハウスには日本の内側に韓国の石が二つ。より中心に近い石にピタリとつけるよう狙ったスキップ小笠原の一投は、ハウスのはるか手前で失速した。「ミスでした」。後攻の相手に楽々3点を奪われて逆転を許した。

 大事な初戦の前日にセカンド小野寺がインフルエンザでチームを離れ、リザーブの吉田が「公式戦では初めて」のセカンドをつとめた。エンドの中盤に攻守の構えを固めるためのポジション。

 ショットやスイープの力強さという他の選手にない持ち味のある小野寺を欠き、「影響はありました。前半は何とか切り抜けたけれど、自分のところに難しいショットばかりきた」と小笠原。

 韓国の世界ランクが日本より一つ低い10位なのは、地元開催の平昌(ピョンチャン)五輪をにらみ若いチームも国際大会に派遣しているため。ランキング以上に力のある相手に思うような組み立てができないエンドが続き、こらえ切れずに大量点を与えたのが第6エンドだった。

 小野寺の復帰について小笠原は「きちんと治してもらって、戻ってきてもらわないと困る」と話したが、時期の明言はしなかった。「みんなが緊張している。一投一投いいところに近づけられるよう、背中を押したい」。頼るべきは3度目の五輪となる小笠原とサード船山の経験か。五輪は始まったばかりながら、チームは正念場を迎えている。 (海老名徳馬)