次は苫米地スマイルを―。ソチ冬季五輪カーリング女子日本代表の予選リーグ初戦が行われた11日、メンバーの苫米地美智子選手(34)の地元二戸市では、パブリックビューイングが開かれ、地域住民が熱い声援を送った。韓国に敗れ、白星発進はならなかったが、地元の期待を一身に背負い、夢の舞台に立った小柄なヒロインに大きな拍手が送られた。

 控えに回る予定から一転、出場が伝えられ、会場の市シビックセンターにはカーリング関係者や住民ら約130人が集結。リンクに立つ苫米地選手がテレビに映し出されると、歓声が湧き起こった。

 終盤まで競り合う緊迫した展開。緊張からか表情が硬く、ミスもあった苫米地選手に、「いけるよ」「頑張れ」と温かい声が掛けられた。解説者が「専用リンクがない環境で世界と戦ってきた努力家。地元の子どもたちに勇気を与えている」と苫米地選手を紹介すると、一層の盛り上がりを見せた。

 7対10で迎えた第10エンド、延長に持ち込めるかが懸かった小笠原歩選手(35)の一投を祈るように見守った。惜しくも失敗し、ため息が漏れたが、健闘した選手たちにねぎらいの拍手が送られた。