【ソチで運動部・遠藤享】ソチ冬季五輪のカーリング女子日本(北海道銀行)は11日、1次リーグ初戦で韓国と対戦し7―12で敗れ黒星スタートとなった。二戸市出身の苫米地美智子(34)はリードで出場。中盤からショットが安定し始め、3点を追う第10エンドにはハウス手前にガードストーンを置くなど味方の投球を援護した。日本は1点リードで迎えた先行の第6エンド、ミスから痛恨の3点を献上し、挽回できなかった。当初、苫米地は控えに回る予定だったが、セカンド小野寺佳歩(22)がインフルエンザと診断されたため急きょ出場。苫米地は「試合に負けて残念というより、あまりにも出来が悪すぎた。立て直したい」と気合を入れ直した。

 苫米地美智子は、自身が投じた1投目の軌跡をじっと見詰めた。ストーンは真っすぐ進み、力強く相手の石をハウスの外へはじき出した。試合は敗れた。自身の内容にも納得がいかない。それでも五輪での一投、一掃きが、本県カーリング界の新たな一歩として刻まれた。