ソチ冬季五輪で県勢の先陣を切ってショートトラックの坂爪亮介選手(タカショー、太田工高出身)が10日夜、登場した。地元の太田市でパブリックビューイング(PV)が行われたほか、坂爪選手が小学校から高校まで練習を積んだ前橋のリンクで競技に励む後輩らもテレビに見入った。1500メートルは予選敗退に終わったが、9月下旬に右脚を折る大けがを乗り越えて大舞台で滑る「精神の強さ」をたたえる声も上がった。「気持ちを1000メートルに切り替えて」と、残る種目に期待する人も多かった。

 太田市の学習文化センターで行われたPVは、同級生や関係者ら約320人が集まった。レース前のエールで音頭を取った太田工高野球部の松本邦彦君(2年)は「先輩がオリンピックに出るなんてすごいこと。ソチまで届くようにめいっぱい声を出した」と話した。