3月7日に開幕するソチ冬季パラリンピックのアルペンスキー競技に日本代表として出場する鳥取市出身の谷口彰選手(40)が10日、母校の鳥取城北高校(同市)を訪れた。生徒や教員ら約600人が拍手で出迎え、活躍を祈った。

 谷口選手は同校でスキー部に所属し、3年生の時にスキー練習中の事故で下半身まひの障害が残ったが、翌年には座位のまま滑るチェアスキーで復活。パラリンピックの2006年トリノ、10年バンクーバー大会に出場した。

 体育館で山根昌弘校長が「3大会連続出場おめでとう。ぜひソチで表彰台に立って、生徒、教職員に夢を与えて」とあいさつ。生徒会長の国政尚也君(17)が「偉大な先輩で誇らしい。舞台を楽しんでください」と激励した。

 花束や寄せ書きを手渡された谷口選手は「自分自身が感動して、みんなにも感動してもらえるように自分らしく一生懸命滑りたい」と応えた。

 谷口選手はこの日、平井伸治知事や竹内功市長、県体協の油野利博会長とも面談し、それぞれ激励を受けた。28日に日本を出発し、ソチへ向かう。大会では、スーパー大回転と大回転、回転の各種目に出場する。