「調子が出ずにもやもやしているうちに、終わってしまった」。ソチ冬季五輪に臨んだ県出身3選手の中で最初に登場したバイアスロン女子の鈴木芙由子選手(25)=北海道・自衛隊冬戦教、米内沢高出=は、9日夜(日本時間9〜10日)の7・5キロスプリントで39位にとどまり、悔しさをにじませた。「もっと頑張らないと」と次の種目での雪辱を期した。

 最終調整の追い込み不足が誤算だった。直前のオーストリア合宿の終盤、極限まで走って心肺に負荷をかける「あおり」を入れて体を慣らすはずだったが、3日続いた大雪でその機会を逃した。

 クロスカントリーの不調に加え、得意の射撃の失敗も響いた。2周目の立射で1発外し、ペナルティーコース150メートルを1周走らされた。

 竹田和正コーチ(43)=自衛隊冬戦教=は「罰走で30秒近く損した。それでも重圧の中、最低限の結果は出した」とねぎらった。