ソチ冬季五輪のスピードスケート男子500メートルで金メダルを狙う長島圭一郎選手、加藤条治選手(ともに日本電産サンキョー)という、世界屈指の二枚看板に「アニキ」と慕われる。それが山中湖村出身の高村洋平ヘッドコーチ(37)だ。コンディションづくりのスケジュール管理、スケーティングのフォームチェック、マッサージによるケア…。公私ともに選手を支えてきたが、自身3度目の今五輪で最後と決めている。「絶対、一緒に金メダルを取る」。レースで互いに満足できた時だけ、フィニッシュ後にハイタッチをしてきたその手を、ソチで思い切りぶつけるつもりだ。〈小野田洋平〉