【ソチで運動部・遠藤享】ノルディック複合の永井秀昭(岐阜日野自動車、盛岡南高-早大)は9日午後、ジャンプ会場(ルスキエゴルキ・センター)のノーマルヒル(K点95メートル、HS106メートル)で公式練習に臨み、1回目89メートルから2回目91・5メートル、3回目は94・5メートルと着実に飛距離を伸ばし好感触を得た。

 アプローチからの曲線が緩く、選手たちが「癖が少ない」「普通」と口をそろえる台。この日は全員が無風の条件で、日本勢では加藤大平(サッポロノルディックク)が3回目に101・5メートルを飛んでトップだった。

 永井は「スタートしてからはあまりカンテを見過ぎず、遠くでジャンプが完成するようにした」とアプローチの姿勢や目線を修正。55人中1回目29位、2回目26位、3回目14位と順位を上げた。

 初めて飛ぶ台での自己評価は5割くらいと低かったが、「今後まだまだ飛距離は伸びる」と充実の笑み。12日の個人ノーマルヒルまで「3日間を有効に使っていく」と意気込んだ。