陽子、亜実、頑張れ―。ソチ冬季五輪のアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」が予選リーグ初戦を迎えた9日、八戸グランドホテルで、市主催のパブリックビューイング(PV)が行われた。詰め掛けた地元ファンや関係者ら約100人が、大舞台で躍動する八戸出身の近藤陽子、中村亜実両選手(ともに西武)を声援で後押し。格上のスウェーデンに惜敗したものの、懸命にプレーする2人の姿に惜しみない拍手を送った。

 ディフェンダーの近藤選手はこの試合、フォワードで起用。中村選手と同じセットでプレーした。序盤は体格で勝るスウェーデンに押され気味。第1ピリオドに失点すると、会場ではため息が漏れた。

 しかし、日本が攻勢に出た第3ピリオドからは応援もヒートアップ。「ニッポン」コールが鳴り響き、パワープレーで日本選手が敵陣に攻め込むと、「行け!」とひときわ大きな声が上がった。

 試合終了のブザーが鳴り響いた瞬間、「あー」と落胆したものの、すぐに健闘をたたえる温かい拍手が起こった。同市の会社員佐々木透さん(46)は「負けたがよく戦った。次こそ勝ってもらいましょう」と期待を寄せた。

 スマイルジャパンの頑張りは地元でプレーする選手にも大きな刺激となった。かつて近藤選手がプレーした八戸南ジュニアでセンターフォワードとしてプレーする亀本純門君(11)=高館小5年=は「勝てそうな試合だった。パスや展開がすごくて勉強になった」と目を輝かせた。