【美幌】ソチ五輪スピードスケート女子3000メートルに出場した、オホーツク管内美幌町出身の藤村祥子選手(26)=十勝管内音更町・宝来中央歯科=を応援するテレビ観戦会が9日夜、町しゃきっとプラザで開かれ、町民150人が懸命の声援を送った。

 藤村選手は第1組で出場。順調にラップをきざむ中、会場には繰り返し祥子コールが起きた。同走のシホワ(ロシア)を逆転してゴールすると大きな拍手がわいた。

 画面を一心に見つめた父の博章さん(56)は「精いっぱいの滑り。最後まで頑張ってくれた」と遠い地のわが子をねぎらった。結果は15位だったが、「勝」と書かれたお守りを握りながら観戦した母のあけみさん(49)も「自分の子ではないみたい」と、大舞台に立つ娘に目を細めた。

 スケート少年団で藤村選手を指導した一戸猛導(たけみち)さん(48)は「初の五輪なのに堂々とした滑り」と絶賛。町内の寺尾亮子さん(58)は「孫のような藤村選手が頑張る姿を見て感動した」と興奮した様子だった。(大口弘明、堀田昭一)