【ソチ西川薫】ノルディックスキーの女子距離複合(15キロ)が8日行われ、石田正子(JR北海道)は40分8秒3で10位。2桁フィニッシュにも、次につながる手応えを感じたレースだった。「体が動いていたのは良かった」と石田。11日の得意とする10キロクラシカルで上位を狙う。

 クラシカルスタートの1周目、石田は10位で通過。2周目後半の長い上り坂でも、先頭集団に食らいついていった。「悔しいです。あそこで止めのワックスが全然効かなかった。ちょっと厳しかったです」と悔しさから唇をかんだ。

 トップから13秒8遅れで臨んだ後半戦。板をフリー用に履き替え石田は先頭集団を追撃。8位グループの先頭を引っ張る格好となり、体力を消耗した。最終ラップ、最後の上りで後続集団にのみ込まれ、10位でゴールした。「やっぱり引っ張っているんで。集団の中にいけなかったのが悔しかった」と肩を落とした。

 だが首位から1分34秒7遅れの10位は、五輪のこの種目過去最高位。一定の手応えも感じる。得意のクラシカルに加え、フリー走法に磨きをかけてきた今季。「テクニック的には良かったと思う。そうでなかったら、最後の上りでバテたりして争えなかった」と表情も明るい。