【ソチ=報道部・木村敏郎】「ゴー、師円!」。スピードスケート会場のアドレル・アリーナに、地元・北海道浦河町から力強い応援団が駆け付けた。日本スピードスケート選手団の先陣を切って登場した男子5000メートルのウィリアムソン師円選手(山形中央高3年)。似顔絵入りのTシャツを着込んだ両親らは激励のメッセージが入った横断幕を掲げ、盛んな声援を送った。

 父ポールさん(44)、母啓子さん(50)に加え、同町の池田拓町長、ウィリアムソン選手が所属していた浦河東部スケート少年団の坂井優司監督、山形中央高の金明碩(キム・ミョンソク)コーチら8人がスタンドに陣取った。

 レース前に母校の先輩、加藤条治選手(日本電産サンキョー)が山形中央高の横断幕を届けてくれるサプライズも。ポールさんがレース当日の朝、メールで「グッドラック」と激励したところ、本人からは「オーケー」と力強い言葉が返ってきたという。ポールさんは「信じている。自分のために滑ってほしい」、啓子さんは「悔いの残らないよう思いっきりレースをしてほしい」。同走の韓国選手と激走を繰り広げるウィリアムソン選手に声をからさんばかりの声援を届けた。