ソチ冬季五輪は7日夜(日本時間8日未明)、ロシア南部ソチのフィシュト五輪スタジアムで開会式が行われ、4年に1度の雪と氷のスポーツの祭典が開幕した。海外での冬季大会として最多となる248人(選手113人)を派遣した日本選手団は、旗手を務めるカーリング女子の笠原歩を先頭に、笑顔で入場行進した。

 開会式では華やかなアトラクションが繰り広げられた。地面にプロジェクターで映像を投影する手法を使いながら、ロシアの歴史や文化を紹介。ボリショイ・バレエの演舞も目を引いた。

 入場行進では日本選手団が「トリ」で登場。日本とロシアの国旗を振りながらにこやかに行進し、拍手を浴びた。ただ、行進時に地面に映し出された日本地図の北海道東部周辺に雲のようなものがかかり、北方領土が見えない状態となった。

 旗手を務めた小笠原は「旗手というすごい経験をさせていただいて、一歩一歩感動をかみしめて歩いた。今までにない感動だった」とコメント。主将の葛西紀明(スキー・ジャンプ)は「これまで開会式は1回しか出たことがなかった。久しぶりで気持ちが入った。鳥肌が立った。」と話した。

 8日はフリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子が決勝に残り、5大会連続の出場で初のメダルを視野に入れる。金メダル第1号が決定するスノーボードの男子スロープスタイルでは、角野友基が決勝進出を目指す。日本が4位につけるフィギュアスケート団体は、浅田真央らが登場。ノルディックスキーは、ジャンプ男子ノーマルヒル予選に竹内択らが挑む。女子距離複合の石田正子は入賞を狙う。スピードスケートは男子5000メートルのウィリアムソン師円が先陣を切る。

 福井新聞D刊「Advance」で、ソチ五輪増刊号を毎日発刊。8日は開会式の様子を充実した写真と記事で詳しく紹介している。