ソチ冬季五輪の競技が始まった6日夜、北上市北鬼柳のフォルダパークで、女子モーグルの上村愛子選手(34)を応援するパブリックビューイングが行われ、東日本大震災直後から被災地に夢と希望を届け続けた上村選手に声援を送った。

 同市のNPO法人フォルダ(司東道雄理事長)が主催。午後9時から市民らが集まり始め、競技開始を待ちながら健闘を祈った。

 上村選手は、前回2010年のバンクーバー五輪で4位に終わり休養していた11年2月、同市の夏油高原スキー場を訪れて子どもたちを指導。

 それを縁に震災直後の同年3月16~23日、夫の皆川賢太郎選手らと共にわずか1週間でスキーウエアや手袋など約6万点を集め、避難所で凍える被災者に届けた。競技に復帰した翌12年3月には、仮設住宅が建ち校庭が使えない子どもたちを同スキー場に招き、一緒に雪を楽しんだ。