7日開幕するソチ五輪。スキー・フリースタイル女子モーグルに出場する上村愛子選手(34)への応援ムードが、出身地の兵庫県伊丹市で高まっている。上村選手の地元・鴻池地区では、競技当日、住民による応援会が予定されており、悲願のメダル獲得へと声援を送る。

(太中麻美)

 上村選手は伊丹で2歳まで過ごした後、家族で長野県に移り住み、スキーを始めた。今でも伊丹には、正月や墓参りなどで年に数回訪れているという。

 応援会は、上村選手が18歳で長野五輪に初めて出場した1998年以来続けており、今回で5回目。おじの上村精一さん(65)と友人らでつくる「鴻池ファミリー会」が主催し、前回は約150人が集まった。

 地区内の鴻池センターで、予選開始の8日午後11時から、9日午前3時の決勝まで、住民らが集まって大型プロジェクターでテレビ観戦する予定。同会の荒西完治さん(65)は「地元の心を一つにして、一歩ずつ階段を上ってきた上村選手を見守りたい」と期待を寄せる。

 また、伊丹市役所正面玄関にも、地元の鴻池商工会が寄贈した「がんばれ 上村愛子さん」と書かれた横断幕が掲げられている。同市は「悲願のメダル獲得の際には、表彰なども検討したい」と話している。