「夢は五輪の金メダル」−。小倉商業高(北九州市小倉南区)レスリング部の3年入江ななみさん(17)が、21日にアゼルバイジャンで開幕する世界カデットレスリング選手権大会49キロ級に日本代表として初出場する。レスリングの世界大会に県内の高校生が出場するのは初めて。8日のロンドン五輪レスリング女子で誕生した2人の金メダリストに刺激を受け、「私も優勝するのみ」と意気込む。 小学校入学前、兄や姉、妹と一緒に通ったクラブでレスリングを始めた。姉のゆきさん(19)=九州共立大2年=と同じ小倉商業高に進学すると、アジア選手権大会を2連覇する実力を身に付けた。今でもゆきさんと一緒に練習に汗を流すが、「姉は尊敬するし最大のライバル。まだ1勝もしたことなくて」と苦笑する。 「才能にあふれ、どんな状況でも集中力が切れないのが長所」と、同校の辻栄樹監督は話す。ゆきさんも「ななみは天才肌。難易度の高い予想外の技を出してくる」と、実力を認める。 得意技はタックルの一種で、高難度のハイクラッチ。相手の足を取り、一気に攻める。関東などで練習を積む選手が多い中、地元の北九州を拠点にする。「地方でも頑張っている選手がいることを結果で証明したい。いつか必ず五輪の金メダルを北九州に持って帰ります」=2012/08/10付 西日本新聞朝刊= ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)